about MR2 F-CONの設定内容
99年01月14日 F-CONの初期データの解析
ちょっと時間があったので、先日ROMから読み出したF-CONのデータの中身をプロット
してみました。実際には燃料の増減のデータのほかに、プログラム領域らしきものや
ほかのデータもあったのですが、適当に当たりをつけてプロットしました。
さて、このROMですけど「プーリー交換+α程度のチューニング」をしてある4A-GZE前期
用のROMです。ある程度濃いめにしてあるのかなぁと思って見てみますと、
というように減量が中心の設定でした。
グラフの見方ですけど、
・手前左右方向(X軸)が回転数です、500rpm〜12,000rpm位までのデータが入っています。
まぁ、4AGZじゃそこまでまわらないでしょうけど
・上下方向(Y軸)は増減量です。ノーマルの噴射量に対して-50%〜+50%の間で調整します。
・奥行き(Z軸)方向はチャンネルです。F-CONでは0-9までの10チャンネルがあり、それぞれに
燃調の設定がしてあります。簡単にいうと、チャンネル0が補正なし、1-9にいくに従って
燃料を増量するようになっています。
さて、ここまでの知識でグラフを見てみましょう。プロットの都合(手抜き)で、チャンネルの
0-9が系列1-10でプロットされています。ちょっと見にくいですけどご容赦を。
生データは著作権の問題があるでしょうから、このイメージだけで勘弁してください。
・さて、系列1(チャネル0)は見てのとおり増減なしです。
・系列2はチャネル0を除いた中でもっとも燃料が薄い設定のはずです。
確かに薄いですねぇ。500rpmから6500rpmまで-20%、6500rpm以上では-30%以上の減量に
なっています。4A-GZのノーマルは燃料が濃いとは言われますけど、ブーストアップ仕様の
ロムでここまで薄いのですから、ノーマルなんてこれより薄くていいのかなぁ。
・系列3は系列2よりもちょっと濃くて、ベースが-15%程度ですね。やはり高回転では
薄くなっています。のこりの系列も見にくいですけど見てのとおりです。
系列8をすぎるころからやっとノーマルより濃くなっています。それでも高回転域は
増量されていないですね。
まぁこんな様子です。実際のデータを増減量に直すときに計算をしたので、間違っている
可能性もありますが、あっているとすると、いえることは、
・まず、4AGZは全域で燃料が濃い
・さらに高回転域は、もっともっと濃い
ですね。HKSもデータ取りをしてこの補正値を決めたのでしょうから、この位がよく走ると
思えばよいのでしょうか。
F-CONではなく、AFC等のエアフロコンバータを使っている方も、エアフロの出力が燃料噴射量に
リニアに影響すると考えれば、この増減量は参考になるかと思います。
自分でコンピュータを書き換えなさる方も参考になりますね。
本当にこの位の減量が行われているかを、A/Fメータをつけたら確認してみたいと思います。
最後にですけど、
この解析結果はわたしが一番それっぽいと思ったデータをそれっぽくプロットした
だけなので、F-CONの実際の制御量とは違うかもしれません。
また、F-CONがそのとおりだったとしても、もっとも薄い設定ではやはりやばいかも
しれません。残念ながらエンジンブロー等について責任は負えませんので、
チャレンジャーな方のみ個人責任で参考にしてくださいね〜。
shmz@cds.ne.jp