SHIMIZU MOTORS AE86超前期ECU
99年09月11日 AE86超前期ECU(050)入手
AE86のECUの種類には、トヨタの品番の変更にしたがって、
超前期89661-12050
前期89661-12051
後期89661-12150
の三種類あるようです。
雑誌がトヨタの4AG開発者へのインタビューへでは、各ECUでは
特別な変更はない(後期ではATへの対応あり)とのことですが、
うわさでは、後期より前期の方が高回転だとか、後期から排ガス規制に
強く対応したとか、超前期はレブリミットが少し高いとかいわれています。
これを確認するためにそれぞれのECUを集めてプログラムを読み出して
見ました。読み出しには先日作成した吸出し回路を使用しました。
AE86ばかりではないのですが、トヨタの4AG系のECUだけで
これだけ集めました。下のはHKS FCONですけど。
AE86のECU集めではちょっと苦労しまして、いろいろな方に
お世話になりました。特に超前期のECU入手が遅れてこのページの
公開が遅れました。
窓の空いているCPUは、GRIDの物です(^^;;;
そうそう、今回集めているうちにGrid(だけじゃないかもしれないけど)
の売っている書き換えできるCPUも入手しました。
このCPUはECUにささっているCPUを抜いて代わりに使えるのですが
実は同じCPUではありません。どちらかというとGridの物がオリジナルの
CPUで、トヨタの使っている方が拡張タイプなのですけど。
CPUの仕様がちょっと違うのでプログラムが少しばかり違っています。
#書き込み型CPUと追加基盤を使い分けようとしている方はご注意あれ
さて、入手したCPUを並べてみますと、
上から超前期のセラミックパッケージ
前期の前半:セラミックパッケージ
前期の後半:樹脂パッケージ
後期:樹脂パッケージ
GRID:セラミック?パッケージ(ワンタイム版)
縦のは4AGZの42pin CPUです。
前期の前半と後半ではパッケージが違いますがデータは同じ
でした。実はDENSO品番は違うのですが、TOYOTA品番は同じ051です。
どうやらTOYOTA品番が違うとプログラムが違うようですね。
さて、ご期待の読んだ結果ですが、
超前期(050):
回転リミットは7800rpm程度。
前期(051):
回転リミットは050より200rpm低い7600rpm程度
この個所以外は050とまったく同じプログラム。
後期(151):
プログラムは前期とまったく変わっている。
燃料マップのサイズも点火マップのサイズも変わっている
点火マップの形も違う
回転リミットは不明(^^;;
ということでした。
うわさどおり超前期では回転リミットが200rpmほど高いですね。
基盤は見た限りでは同じだったので、初期にエンジンブローとかの
クレームがあって、少しリミットを下げたのでしょうか...。
このリミッタの部分以外はまったく同じですね。
#あとチェックサムももちろん違っていたけど
後期はプログラムがまったく変わってますね。
ちょっと読んだ感じでは、63年頃のAW11 MR2の4AG NAのプログラムと
近いです。
前期のECUを使えば、MTのAE86は全部動くそうですから、
チューニングしてあって、ちょっとでも回転リミットを上げたい人は
やはり050のECUを使うべきでしょう。
これで、値段が高騰したりして....(^^;;;
shmz@cds.ne.jp